お局さんからの嫌がらせが辛すぎる!どうにかお局さんをギャフンと言わせたい!
そんなふうに悩んでいる方はとても多いと思います……でも行動する前に少し冷静になってください。
もしあなたがお局さんと同じことをして仕返しをすると、お局さんと同じ土俵に立つことになってしまいます。
お局さんと同じ土俵に立つことは、あなたも同じような人間だと言ってしまうようなこと。
そんなことで今まで頑張って耐えてきたことを無駄にしたくはないですよね?
今回は、お局さんへ何らか仕返しをしたいと思っている方に、大人としてどう反撃するか、嫌いな人への対処法も含めてご紹介します!
- 職場のお局さんへの仕返しや反撃で大切なこと
- お局さんが解雇にならない理由
- 死ぬほど嫌いな人への対応は事前に考える
- お局さんと同類にならなかった自分を褒める
この記事を読むと、お局さんに仕返しをしたいと考えているときに、どうしたらいいか知ることができますよ!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
以前OL→現在ライター。お局にいびられて退職してしまった過去の経験を教訓に、今現在お局に困っている方の助けになる情報の発信をしています!
掲載する情報は筆者の経験談だけではなく、参考文献や参考図書の内容を参考にし、正確な情報をお届けすることを心がけています。
もくじ
職場のお局さんへの仕返しや反撃方法は?
仕事に集中するべき職場で嫌がらせをされると、モチベーションが下がってしまいますよね!
お局さんのあまりの横暴さに、時には仕返しや反撃をしたいという気持ちになることもあると思います。
ですが、やられたらやり返すでは相手と同じ土俵に立ってしまいます。
仕返しをする場合は大人の方法で、綿密な準備をした上で対応しましょう。
効果的な仕返しや反撃方法はこちらの5つです。
早速、見ていきましょう!
証拠集めは超大事
まず、お局さんからどんな被害を受けたのかしっかり証拠を残しておくことが大切です。
というのも、残念ながら会社も法律も弱いものへ味方をするのではなく、証拠に基づいて対応するからです。
ハラスメントの証拠を手元に残しておくと自分の発言の信ぴょう性が増すので、会社もお局さん問題に対応しやすくなります。
以下、証拠を残すときのポイントです。
- 証拠については職場で記入したことがわかるようにする
お局さんにされたことを手帳に記録を残し、会社のデスクで写真をとっておくと、会社で書いたということがわかりますね!
- いつ、どこで、誰が、何をされたのか、出来事がきっかけでどんな気持ちになったのか、など具体的に状況がイメージできるように書く
- 出来事があったときに周囲に人がいた場合は、その人の名前も一緒に書いておく
周囲の人が状況を見ていることは客観的な証拠となります。
これらのポイントを踏まえた上で、お局さんから受けた被害について証拠を残すようにしましょう!
上司に報告・相談
証拠が集まれば、次は上司への報告と相談です。
話をするときには、立ち話ではなく時間を作ってもらい、個室で面談できるようにしてください。
できれば、スケジュールも余裕を持って設定してもらうよう相談することがおすすめです。
個別に時間を作って面談することで、あなたが落ち着いて冷静に話せるだけでなく、上司にも「深刻な話かもしれない」と心構えをしてもらえることにつながります。
また、個室で面談することで、他の人に聞かれることを心配せず話すことができます。
しかしながら中には、相談しようとしている上司が、お局さんと仲が良く、前向きな結果が得られないこともあります。
私自身、社会人2年目に同じオフィスのお局さんから嫌がらせを受け、とても苦しい思いをしました。
そのときに、こちらでご紹介した内容と真逆のことをし、余計に傷ついてしまいました。
お局さんからの嫌がらせに耐えられなくなり、ある日感情的になって上司に相談をしてしまい、「お前にも原因がある」と言われ余計に職場に居づらくなったのです。
このことから、上司に相談や報告をする時には、お局さんと上司の関係性をしっかり見極めることの大切さを痛感しました。
またそれ以来、いざという時に味方になってくれる人を社内で見つけておくことも心がけるようになりました。
会社がダメなら労基に訴える
上司に相談しても一向に状況が改善しない、会社が動こうとしない場合は、労基に相談することもひとつの方法です。
職場でのハラスメントがきっかけで健康に影響が出た場合、労災になり得る可能性があります。
労災を申請するために書類の提出や、医師への受診など手続きはあるものの、労災が認められれば、以下のようなメリットがあります。
- 対休業者:休業4日目からは労災保険を受給できる(3日目までは企業が平均賃金の6割を補償)
- 対会社:労災の再発防止、発生率低下のために労働基準監督署の介入を受ける可能性がある
お局さんの嫌がらせがきっかけで、心身に影響が出てきている場合、こういった対応策も考えられます。
また会社も労災が認められたことで、公的機関から介入を受ける可能性があるので、再発防止に努めざるを得ない状況になり、問題解決が早まる可能性があります。
仕事で見返す
今の職場や仕事が好きでこのまま働き続けたいと思う場合は、自分のスキルや知識を磨いて、成長するのもひとつの方法です。
仕事でお局さんにものを言わせないようになるくらい。
この方法はあなたがお局さんと同じ職種の場合、とても効果的です。
それに、自分の仕事のスキルを磨くことで、周りの同僚や上司からの信頼にもつながります。
あなたは職場にとって「なくてはならない存在」となるため、周囲もあなたに何かあった場合進んでサポートしてくれます。
しかし、どうしても辛い!と思う場合は別の方法も考えてみてくださいね。
労基に報告することで、強制的に会社にハラスメント対応を促すこともできます。
または、精神的にも肉体的にも疲弊してしまう前に、転職で新しい会社を見つけるという選択肢もあります。
ハッキリと言い返す
お局さんが自分よりも年上で先輩だからといって、おかしいと思うことや理不尽なことにじっと耐える必要はありません!
言い合いになる覚悟で嫌なものは嫌、おかしいものはおかしいとちゃんと自分の意見を発信してください。
むしろ、ターゲットが強く反発するとお局さんはびっくりして怯むので、その後の攻撃は弱くなる可能性があります。
多くのお局さんに共通しているのは、標的がオドオド自信なさげにしていると、次第につけあがるということです。
お局さんは自分自身への自信のなさやコンプレックスから、自分より立場の弱い人間を見つけると攻撃します。
自分が小心者だから、人を傷つけて優位に立とうとするんです。
ちなみに、お局さんに何か言い返すのは、お局さんとふたりきりのときではなく、周囲に他の人がいるときがおすすめです。
それも自分と仲がいい人であればなお効果的です。
万が一、お局さんが上司に報告したとしても、第三者がいれば心強いです。
以上、職場のお局さんへの仕返しや反撃の方法についてお伝えしました。
お局さんと同じ土俵に立つのではなく、あくまでも大人な対応をとることが大切ですね!
次は、そもそもなぜお局さんはクビにならないのかについてご紹介します。
そもそも・・・なぜお局はクビや解雇されないのか
残念ながら、多くの会社でお局さんが長年にわたって居続けているという現状があります。
ではなぜ、お局さんはクビにならないのでしょう?
というのも、会社はそうそう簡単に社員を解雇することができないから。それがどんなに問題のある社員であってもです。
法律上、正社員・契約社員に関わらず解雇をするには厳格な規制があり、簡単に社員を解雇することはできません。
また、会社が社員の人間関係について対処をしようとしないのは、優先度合いの問題です。
会社が最優先とするのは、利益を出し、会社を存続させていくことにあります。
そうすることで社員ひとりひとりに給与を支払うことができるのです。
会社の経営に直接関係のない社員同士の人間関係についてよりも、売り上げなどの数字を優先していくことは当然です。
いつもデスクに座っていて暇そうに見える社長も、今後会社をどう導いていくのか?など考えることはたくさんあり、実はとても忙しいのです。
忙しいと、緊急度が低いものに対してはなかなか時間を割こうとはしないですよね。
そういった現状から、どこの会社でも人間関係の問題を抱えているものの、後回しになっているのです。
ただ、我慢のしすぎは体に悪いので、スカッとしたいときにはこちらの記事も読んでみてください^^
人々を苦しめ続けたお局さんが最終的にどうなったのかをご紹介しているので、楽しめると思いますよ!
⇨「職場のお局おばさんの末路集10選!バチが当たる哀れな最後を集めました」記事を見てみる
次は、潰したいほど嫌いな人への復讐はおすすめしない理由について、ご紹介します!
潰したいほど嫌いな人への復讐はおすすめしない
会社で働いていると、お局さんだけでなく、どうしても許せない!と感じる嫌いな人もいますよね!
でもそう感じても、復讐をすることはやめてください。
復讐をすることで相手と同じ土俵に立ってしまい、周りからの自分の評価さえも下げてしまうことになりかねません。
復讐はあなたにとって何もいいことはありません。
せっかくこれまで歯を食いしばって嫌がらせにも耐えてきたのに、自分の信用も失ってしまうだけです。
お局さんや嫌いな人を変えることはできないですが、あなた自身がその人たちをどう見るのか、どう対応するのかは変えることができます。
せっかくだったら、復讐というネガティブな方法ではなく、少しでも自分の気持ちが軽くなるような方法を選んでみませんか?
次は、死ぬほど嫌いな人への対処法を事前に考えておくことについてご紹介します!
死ぬほど嫌いな人への対処法を事前に考えておく!
お局さんに限らず、職場内で嫌いな人に何かされると、とても気持ちが不安定になりますよね。
それは、突発的な出来事に自分の心が追いついていないからです。
そんなときには、事前に対処方法を準備しておくことをおすすめします!
学生時代を思い出してみてください。
勉強にしてもスポーツにしても、事前に方向性を考えて準備をしておくといい成績が残せますよね。
人間関係もそれと同じです。
事前に嫌いな人への対処方法を考えておくことで、何をされても余裕でかわせるようになります。
他人のせいで自分の気持ちが左右されるのではなく、自分の感情を自分でコントロールできるよう工夫していきましょう。
ここでは、場面別での対処方法についてご紹介します。
早速、みていきましょう!
例:悪口を言われたら・・・
悪口を言われたときに絶対にやってはいけないのは、相手と同じ土俵に乗って言い返してしまうこと。
あくまでも冷静に大人な対応を取りましょう。
悪口を言われた時は、相手の発言に対して、「そうなんだね」一言こう返答するだけで十分効果があります。
というのもこの言葉は、相手の「発言する」という行為のみを認めているのであって、相手の発言内容に対して、あなた自身が肯定したり否定したりすることを意味しません。
ちなみに「そうなんだね」の後に「そんなふうに思っていたんだね」と付け足すともっと効果があります。
あなたにこう言われてしまうと、相手はそれ以上何も言えなくなります。
例:自分だけ仲間外れにされたら・・・
自分だけ仲間外れにされたと感じると、とても悲しいですよね。
例えば、自分だけ差し入れのお菓子を配られなかったとき。
こんな対応ができます。
- 単刀直入に何か自分に気に入らないことがあるなら教えて欲しいと聞く
- 直接的に「私だけお菓子もらってないけど配り忘れですか」と聞く
- 「私だけお菓子をもらえなくて悲しい」と思っていなくても感情をこめて演じる
ここでもポイントはあくまでも冷静に相手に伝えることです。
ちなみに相手とふたりきりのときではなく、他の人も周囲にいるときを狙ってやり取りをしてみてくださいね!
例:突然怒鳴られたら・・・
突然怒鳴られたらびっくりしますよね!それだけで大きなショックを受けてしまうことも多いと思います。
突然怒鳴られた場合でも、事前に対処方法を決めておくと冷静に対応することができます。
こちらでは、八つ当たりされた場合と、突然クレームを受けた時の対処方法をご紹介します。
まず、八つ当たりされたときに効果的なのは、話の争点・論点をずらし、相手に冷静になるよう促すことです。
相手の怒りに対してあなた自身も怒ってしまうと、周りの人は「あいつも同類なんだな」と思ってしまいます。
言われたことに怒りで反応するのではなく、終始なだめるような態度に徹しましょう。
次に、突然クレームを受けた場合の対応方法です。
まずは深呼吸をして落ち着きます。
落ち着いたら、相手の発言を繰り返し、相手の発言内容を整理します。
さらに詳しく質問をすることで、相手が怒っていることについて探り、その内容を要約する、といった流れです。
突然クレームを受けた場合も、まずは自分自身が落ち着いて、冷静に対応できるように心がけましょう。
以上、死ぬほど嫌いな人への対処法を事前に考えておくことについてご紹介しました。
事前に対処方法を考えておくと、突然の出来事であっても冷静に対応することができますね!
そんなあなたに周囲の人も安心感を持ちますよ。
次は、お局さんと同類にならなかった自分を褒める大切さについてご紹介します。
お局さんと同類にならなかった自分を褒めることも大切
ときには、お局さんの嫌がらせに対して、大人な対応をとったご自身をしっかり褒めてあげてください。
お局さんからやられっぱなしの悔しさから、お局さんと同じことをして仕返すと、あなたもお局さんと同じレベルになってしまいます。
そうすると、自分自身の自尊心が傷つき、お局さんのせいで傷ついた心がもっと傷ついてしまいます。
私自身、お局さんからの嫌がらせに耐えきれず、本人や同僚、上司がいる中で感情的に相手を罵ってしまったことがありました。
その結果、自分が相手と同じ土俵に立ってしまったショックと、周囲の私に対しての評価が変わってしまい、とても傷つきました。
自分が悪いことをしていなくても、感情的になることは相手と同じ土俵に立つことを意味します。
もしあなたが、お局さんと同じ土俵に立つのではなく、冷静に大人として対応ができたときは、思い切り自分を褒めてあげてくださいね!
こちらでは、自己肯定感を上げる目的についてご紹介します。
自己肯定感を上げる
なぜ自己肯定感を高めることが大切なのでしょうか?
それは、自己肯定感と心のエネルギーは連動しているからです。
自己肯定感が高まれば、心のエネルギーも高まり、自己肯定感が低くなると、心のエネルギーも低くなります。
心のエネルギーが低くなってしまうと、暗い気持ちが続いてしまいます。
職場でもしお局さんから嫌がらせを受けても、「今日も嫌がらせを受けて本当に嫌だ」という気持ちで終わるのではなく、「嫌がらせに対して大人な対応ができた!よく耐えた自分!」と自分を褒め続けてみてください。
「ちりも積もれば山となる」ではないですが、小さなことでもコツコツ自分を褒め続けることで、それが後に自分への自信に変わっていきます。
▼自己肯定感に関する文献▼ |
まとめ
以上、職場のお局さんへの仕返しや反撃方法、そして死ぬほど嫌いな人への対処法についてご紹介しました。
お局さんに対しても、嫌いな人に対しても、冷静に大人な対応をすることが大切です。
落ち着いて、冷静な気持ちになり、相手と同じ土俵に立たないように心がけましょう。
そして、何よりも大切なのが、まずは証拠をしっかり集めること!
具体的にどんなことがあったのか、イメージができる状態まで落とし込むことや、証拠がより信ぴょう性が増すように、周囲に誰がいたのかも一緒に記録することがおすすめです。
また、もし今の職場に未練がない場合は転職を考えるのも選択肢です!
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